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この言葉は仙台で行われた
似顔絵勉強会のセミナーで
「カリカチュア・ジャパン」という
似顔絵の会社の代表でアーティストの
Kageさんという方がおっしゃったものです。
※手前の列の右から3番目の男性


「絵で食べていくために必要な3つのこと」
と題してその思いを自身の経験を交えて
熱く語ってくれました。


数々の似顔絵の世界大会で優勝し、
Newsweekという雑誌が選ぶ
「世界が尊敬する日本人100」の
中にも選出されたという
まさに絵に描いたような輝かしい経歴を持つ
このKageさんという方、
とにかく波乱万丈な人生を送られてきた方で、


子供の頃は身体が弱くて
入退院を繰り返していた、


強さに憧れ格闘技を始めて病気を克服し、
格闘家を目指していたけど
アメリカでの武者修行のときに
世界との差を痛感し挫折した、


その時出会ったカリカチュアという
似顔絵と出会い、
似顔絵アーティストとしての道を歩み始めたが
学校の美術の成績は1だった、などなど


そんな山あり谷ありの経験を通して
現在の地位を築き上げてきた彼が
今回のセミナーで伝えていたものを
1つの言葉としてまとめたのが

「自分の意思を持って、
 自分の方法を信じて、
 楽しみながら生きていく」。

これは絵を描く人だけじゃなく、
どんな人にも言えることだなと思った。


どんな自分になりたいのか、
どんな道を進みたいのかは
自分の意思で決める事ができる。
それはいくつになっても出来ます。


だけどそれがしたくても
大人になってくるとなかなか
出来なくなるじゃないですか。
どうせ無理とか、
そんな甘いもんじゃない、みたいな。


でも今の時代って就職出来ても
その会社で一生勤められる保証は無いし、
仕事だってAIやロボットが進歩して
ドンドンそっちに奪われるだろうし、
結局どんな道を選んだって
大変なことに変わりは無い。


それに地震だとか事故だとか病気だとか、
もしかしたら戦争が起きるんじゃないか、
生きている限りそんな危険は
常にあるのだから、
だからこそ自分の進みたい道を
行った方が人生楽しく過ごせると思う。


もちろん簡単な事ではないけど
どうすればいいのかを常に考え、
試行錯誤しながら進んでいけば
結果はどうであれ、
充実したものにはなると思うし
絶対生きていく上での糧になる。


Kageさんがセミナーで伝えたこの言葉は
すべての人たちが幸せな人生を
歩んでほしいという思いが
込められていた気がしました。


僕はまだまだその途中ではありますが、
そうなれる事を信じて
これからも進んでいきたいと思っています。

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